青木 重龍(あおき しげたつ)は、江戸時代後期の大名。摂津国麻田藩の第11代藩主。官位は従五位下・内膳正、美作守、駿河守。
略歴
寛政12年(1800年)、第10代藩主・青木一貞の長男として誕生した。
文政4年(1821年)7月11日、一貞の隠居により家督を継いだ。同年12月16日、従五位下・民部少輔に叙任する。後に内膳正、美作守、駿河守に改める。弘化4年(1847年)11月23日、弟の一興に家督を譲って隠居した。最後の藩主(14代)となった実子の重義は隠居後に生まれている。
安政5年(1858年)、死去。享年59。
系譜
- 父:青木一貞(1776年 - 1831年)
- 母:不詳
- 正室:鏈 - 森忠賛の娘
- 生母不明の子女
- 五男:青木重義(1853年 - 1884年) - 青木一咸の養子
- 養子
- 男子:青木一興(1822年 - 1849年) - 青木一貞の六男



