ザ・レプラシー・ミッション（The Leprosy Mission, TLM、元 Mission to Lepers, MTL）は、ハンセン病問題に取り組む、キリスト教の国際的支援活動。 インドを中心として28カ国で活動。 ロンドンに本部を持つ。
年表
- 1869年12月、インドパンジャブで教師をしていたアイルランド人ウェルズレイ・ベイリー（Wellesley Bailey）は、地域のハンセン病患者に出会う。 ベイリーは「ハンセン病の存在に驚愕すると共に、彼らの支援をするという聖職者らしい行動がとれる希望に魅了された」と記述
- 1874年、ウェルズレイ・ベイリーはアイルランドに帰国。妻アリスと共にインドハンセン病患者のための募金を呼びかける The Mission to Lepers として活動開始
- 1891年、ウェルズレイ・ベイリーはビルママンダレイに最初のハンセン病療養所開所
- 1893年、ハンナ・リデルがイギリスMTLに援助依頼。1905年まで支援を受ける
- 1894年、ケイト・ヤングマンがイギリスMTLに援助依頼。1925年にアメリカ合衆国 MTLが引き継ぎ、1934年まで支援を受ける
- 1917年、インド、極東12カ国87活動
- 1950年代、アフリカに活動拡大
- 1954年、フランス人作家Raoul Follereauは、毎年1月最終日曜日を「世界ハンセン病の日」として設定。これはハンセン病に理解があったマハトマ・ガンジーが殺害された日（1月30日）に近い日曜日に由来する。なお、インドその他で国際的な行事もこの日に設定されている。
- 1965年、The Mission to Lepers から The Leprosy Mission に改称。
活動
- 医療ケア
- 教育
- 障がい者支援
- 共同体開発、経済自立支援
- 啓発運動
参照
外部リンク
- The Leprosy Mission International
- TLM Trading ハンセン病患者、障がい者がつくる商品の流通、販売
- TLM Australia
- TLM Canada 事務局：オンタリオ州Richmond Hill
- TLM Denmark
- TLM England and Wales 事務局：Peterborough
- TLM France
- TLM Germany
- TLM Ireland 事務局：Lisburn
- TLM Italy
- TLM Netherlands
- TLM New Zealand
- TLM Nigeria
- TLM Northern Ireland
- TLM Scotland 事務局：Stirling
- TLM Sweden
- TLM Switzerland
- TLM India
- American Leprosy Missions
- ILEP (International Federation of Anti-Leprosy Associations)
- Secours aux Lepreux - Leprosy Relief Canada
