南日永駅

南日永駅（みなみひながえき）は、三重県四日市市日永四丁目にある、四日市あすなろう鉄道内部線の駅である。

歴史

• 1922年（大正11年）1月10日：三重鉄道の日永 - 小古曽間開通時に開業。
• 1944年（昭和19年）2月11日：会社合併により三重交通の駅となる。
• 1964年（昭和39年）2月1日：三重交通の鉄道事業分離譲渡により、三重電気鉄道の駅となる。
• 1965年（昭和40年）4月1日：会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
• 1994年（平成6年）頃より定期無人化が進む。清掃が困難となり、トイレが閉鎖された。
• 1998年（平成10年）4月1日：無人化。
• 2015年（平成27年）4月1日：四日市あすなろう鉄道に移管。駅施設は四日市市の所有となる。
• 2021年（令和3年）8月21日：ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。

駅構造

単式ホーム1面1線を持つ地上駅。ホームは線路東側にあり、有効長は3両。棒線駅のため、内部行きと四日市行きの双方が同一ホームに発着する。

あすなろう四日市駅管理の無人駅であるが、駅舎内に自動券売機があり乗車券の購入が可能。駅舎はホーム東側にあるが、IC改札機を除き構内での検札は行われない。

利用状況

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

南日永駅の利用状況の変遷を下表に示す。

• 輸送実績（乗車人員）の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
• 乗降人員調査結果は任意の1日における値（単位：人）である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
• 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

駅周辺

笹川通りの南側に広がる住宅地にある。日永神社は駅東側、その南に公立小学校がある。ショッピングセンターも駅東側にあり、東へ抜けると国道1号に至る。西へ進むと三重県立四日市南高等学校や西日野駅（四日市あすなろう鉄道八王子線）に至るが、西日野駅は天白川の対岸にある。

バス路線

笹川通り沿いに三重交通「南日永」停留所がある。経由する路線は下記のとおり。

• 南日永
  • 41系統 笹川団地、笹川ジャブ、笹川テニス場
  • 46系統 三重団地
  • 65系統 近鉄四日市

付記事項

• 65系統は水沢（笹川）線、他は三重団地笹川線。
• 65系統（水沢（笹川）線）は平日朝に1便のみ運行。

隣の駅

四日市あすなろう鉄道

■内部線

日永駅 - 南日永駅 - 泊駅

脚注

注釈

出典

関連項目

• 日本の鉄道駅一覧