星つむぎの歌』(ほしつむぎのうた)は、平原綾香の14枚目のシングル。

解説

  • タイトル曲は、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の打ち上げ第1便に宇宙飛行士・土井隆雄が搭乗することに合わせて、彼への応援歌として作られた楽曲。
  • 2007年、宇宙航空研究開発機構(JAXA)による「宇宙連詩」に触発された山梨県立科学館の高橋真理子が「宇宙連詩山梨版」(主催:山梨県立科学館、山日グループ)を発案した。「みんなで星を見上げ、その想いをつむいで共に歌をつくりましょう」との呼びかけのもと、作詞家で詩人の覚和歌子がつむぎだした最初のフレーズ「空の青さがなつかしいわけは」に続く歌詞が1行ごとに順次公募された。半年かけて2167名から寄せられた2690通から、覚がひとつひとつを選び、つむぎだすことで、『星つむぎの歌』の歌詞が生まれた。
  • 2008年3月12日、中学生時代を甲府で過ごした土井隆雄がスペースシャトル・エンデバーで2回目の国際宇宙ステーションに向かう際、贈られていた『星つむぎの歌』のCDを持参した。土井は持参したCDをスペースシャトルの船内に浮かべ、窓越しに見える国際宇宙ステーションの太陽電池パドルと地球を背景に写真を撮った。3月19日、土井夫人のリクエストによって『星つむぎの歌』がウェイクアップコールとして地上から国際宇宙ステーションに送信された。それを聞いて目覚めた土井は、歌の制作にかかわった人々に感謝の言葉を述べた。
  • 2009年、第76回(平成21年度)NHK全国学校音楽コンクール の「小学校の部 全国コンクール」のスペシャルステージ委嘱作品に選定され、10月10日にはNHKホールにおいて3000人による合唱が行われた。2009年10月31日から11月3日まで日本科学未来館とその周辺で行われたサイエンスアゴラ2009では、4日間の締めくくりとなる総括セッション(未来館ホール)において参加者全員による合唱(手話付き)が行われた。

収録曲

  1. 星つむぎの歌
    • 作詞:星つむぎの詩人たち、覚和歌子/作曲:財津和夫/編曲:財津和夫、清水俊也
  2. 今・ここ・私
    • 作詞:覚和歌子/作曲:財津和夫/編曲:財津和夫、清水俊也
  3. 星つむぎの歌~Vocal-less Track

タイアップ

星つむぎの歌
  • 岩手めんこいテレビ『Break Point!』エンディングテーマ
  • スリーエフ「つなごう まごころ 東北へ!」キャンペーンテーマソング
今・ここ・私
  • フジテレビ系「モタスポS」エンディングテーマ
  • ヒューマラボ「CORELEM L」CMソング

脚注

註釈

出典

関連項目

  • 星つむぎの村 - 「星つむぎの歌」作詞者の覚和歌子、発案者の高橋真理子らプロジェクトメンバーが2010年に旧団体を設立。星の語り部が合流した際にテーマソングとなった。

星つむぎの歌 YouTube

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宇宙の専門家 阪本成一先生ゲスト! 森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス TOKYO FM 80.0MHz

星つむぎの歌~平原綾香 coverギター弾き語り YouTube

星つむぎの歌・覚さん YouTube