神保 景正(じんぼう かげまさ)は、戦国時代から江戸時代にかけての武将。小早川氏、毛利氏の家臣で、長州藩士。
生涯
景正の出自はよく分かっていないが、永禄4年(1561年)に生まれる。はじめ小早川隆景に仕え、足軽大将(物頭役)を務めた。諱の「景」の字は隆景からの偏諱と思われる。
文禄・慶長の役では隆景に従って朝鮮に渡り、隆景が三原に隠居した際にも従っている。慶長2年(1597年)6月12日に隆景が死去した後は牢人となったが、後に召し出され毛利秀就に仕えた。
寛永19年(1642年)8月28日に死去。享年82。子の就正が後を継いだ。
参考文献
- 『萩藩閥閲録』巻56「神保八郎左衛門」




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