宮川 春信(みやがわ はるのぶ、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
来歴
師系・経歴不明。宮川を名乗ることから宮川長春を起りとする宮川派の絵師とされるが、その画風は懐月堂派の影響がうかがえ、宮川派の絵師のものとは大きな懸隔があるといわれている。菱川派の画風ともいわれる。作品は肉筆画が数点知られるのみである。
作品
参考文献
- 楢崎宗重監修 『肉筆浮世絵第三巻 長春』 集英社、1982年
- 出光美術館編 『出光美術館蔵品図録 肉筆浮世絵』 平凡社、1988年 ※265 - 266頁
- 小林忠編 『肉筆浮世絵大観(1) 東京国立博物館 I 』 講談社、1994年 ※241頁



