『ウイニングイレブン2019』(海外版:Pro Evolution Soccer 2019)は、コナミデジタルエンタテインメントより2018年8月発売のサッカーゲーム。ウイニングイレブンシリーズとしては今作で23作目(PS(2000も含む。)、PS2、PS3、PS4の通算。Jリーグ版、ファイナルエヴォリューション等は除く)である。日本国内ではPlayStation 4のみ発売。
パッケージにはバルセロナのコウチーニョ、スアレス、メッシ、ブスケツ、ラキティッチが描かれる。
ゲーム内容
Liteバージョン
2018年12月13日に配信開始。PS4版ウイイレ2019の「myclub」モード、「PES LEAGUE」モード、「CO-OP」モードをプレイできる基本無料のダウンロードゲーム。本作からは「エディット」モードが追加され、偽名チームのエンブレム・ユニフォームの修正・編集やオリジナルユニフォームの作成が可能となる。
スマートフォン版
2018年12月13日にスマートフォン版「ウイニングイレブン2018』がアップデートされる形で配信開始。「myclub」モードをベースとしたゲームであり、本作ではモバイルゲームでのパートナー契約としてライセンスを獲得したJ1リーグ、J2リーグが独自に収録されている。
新要素
- 新スキルとしてエッジターン、ダブルタッチ、足裏コントロール、ノールックパス、インターセプト、PKキッカー、PKストッパー、高弾道パントキック、ライジングシュート、コントロールループ、ドロップシュートが追加。
- 新プレースタイルとしてインサイドレシーバー、クロサー、プレーメイカー、インナーラップサイドバックが追加。
- マスターリーグではメイン画面のニュースに動画が追加されたり、トレーニングや交渉に一部変更がされている。
本作でのタトゥー
前作から継続のものや新規のものがある。
- バルセロナ(ルイス スアレス、リオネル メッシ、イヴァン ラキティッチ、セルヒオ ブスケツ、サミュエル ユムティティ、フィリペ コウチーニョ)
- ミラン(アレッシオ ロマニョーリ、リカルド ロドリゲス、ルーカス ビリア、スソ、ダヴィデ カラブリア、パトリック クトローネ)
- インテル(マウロ イカルディ、ボルハ バレーロ、アントニオ カンドレーヴァ、マルセロ ブロゾヴィッチ、ラジャ ナインゴラン)
- アーセナル(ピエール オーバメヤング、アレクサンドル ラカゼット、メスト エジル、エクトル ベジェリン、グラニット ジャカ)
- シャルケ(オマール マスカレル)
- セルティック(ミカエル ルスティグ、スコット ブラウン、レイ グリフィス)
- レンジャーズ(ジェイムズ タヴァーニア、スコット アーフィールド、アルフレド モレロス、コナー ゴールドソン、ライアン ケント)
- その他(パコ アルカセル)
- レジェンド(デイヴィッド ベッカム)
- 首のみ(カブリエウ)
- 他クラブ移籍により消滅(アレイシ ビダル、リュカ ディーニュ、レオナルド ボヌッチ、ジャック ウィルシャー)
- 前作から消去(マルコ ロイス)
myClub
- トップエージェントに必要コインが250から100に変更。また、250コインでは3選手が獲得可能。同時にGPも1回のガチャ(コイン同様に3人獲得)が25000GPとなった。
- 不必要な同名選手を3人選び同じレアリティの好きな選手を1人で手に入れられるトレード機能が実装。
- 選手保有枠が1000固定となり、GPでの拡張は不可。
- ポジションやスキルを覚えさせられるトレーナーが登場。
- その週で特に活躍した選手や次の週でパートナークラブが行う大きな試合の中心選手を「Featured Players」としてカード化。能力が大幅に上昇し、本作での現役最高総合値であるメッシやロナウド、ネイマールを超える総合値を持った選手も登場する。
myClubレジェンド
- 以下のレジェンドが2018から続けて登場。ベッカムは1999年の姿と2002年の姿と2018年の姿の3選手が登場。
- ディエゴ マラドーナ(アルゼンチン)
- ロマーリオ、ロベルト カルロス、ロナウジーニョ、ベベト、カフー(ブラジル)
- マルセロ サラス、イバン サモラーノ(チリ)
- パヴェル ネドヴェド(チェコ)
- デイヴィッド ベッカム(イングランド)
- パトリック ヴィエラ(フランス)
- ローター マテウス、オリヴァー カーン(ドイツ)
- アレッサンドロ デル ピエーロ、パオロ マルディーニ(イタリア)
- ルート フリット、ヨハン クライフ(オランダ)
- ルイス フィーゴ(ポルトガル)
- マイケル オーウェン、イアン ラッシュ、ロビー ファウラー、スティーヴン ジェラード、スティーヴ マクマナマン、ケヴィン キーガン、ケニー ダルグリッシュ(リヴァプールレジェンド)
- 以下のレジェンドが過去作から復活。
パトリック クライファート(データパック2.0)リュドヴィク ジュリ(データパック3.0)
- 以下のレジェンドが新たに登場。
- エステバン カンビアッソ、アルバロ レコバ、アドリアーノ、ユーリ ジョルカエフ(インテルレジェンド)
- ロベール ピレス、ソル キャンベル、ジウベルト シウヴァ、フレドリック ユングベリ、エマニュエル プティ(アーセナルレジェンド/データパック4.0)
- ガブリエル バティストゥータ、デニウソン(データパック3.0)
- リカルド ローシャ、ライー、ディエゴ ルガーノ(サン パウロレジェンド/データパック3.0)
- フランチェスコ トッティ、中田 英寿、パク チソン(データパック4.0)
- フランコ バレージ、ダニエレ マッサーロ、ジーダ、クリスティアン アッビアーティ(ミランレジェンド/データパック4.0)
ライセンス
コナミ発表時点のもの。
UEFAチャンピオンズリーグは2018年で契約満了となり、更新されないことを発表した。ボルシア ドルトムントは当初は収録の予定であったが、ドルトムント側の早期契約解除により収録されない事となった。
各国フルライセンスのリーグはカップ戦のみ偽名。
なお、2018に搭載されていたイタリア2部とスペイン2部が消滅している。
リーグライセンス
- Jupiler Pro League
- フルライセンス。
- Superliga
- フルライセンス
- Premier League
- イングランドリーグという偽名で登場。アーセナルとリヴァプールが実名(他18クラブは偽名)。アーセナルとリヴァプールはオフィシャルパートナー契約を結んでいる。
- Sky Bet Championship
- イングランド2部リーグという偽名で登場。全クラブ偽名。
- League 1 Conforama
- フルライセンス。モナコとはオフィシャルパートナー契約を結んでいる。
- Domino's League 2
- フルライセンス。
- Serie A
- イタリアリーグという偽名で登場。ユベントスのみ偽名(他19クラブは実名)。インテルナツィオナーレ、ラツィオ、ミランはオフィシャルパートナー契約を結んでいる。
- Eredivisie
- フルライセンス。
- Liga NOS
- フルライセンス。
- Russian Premier Liga
- フルライセンス。
- Ladbrokes Premiership
- フルライセンス。セルティック、レンジャーズとはオフィシャルパートナー契約を結んでいる。
- La Liga Santander
- スペインリーグという偽名で登場。バルセロナのみ実名(他19クラブは偽名)。バルセロナはオフィシャルパートナー契約を結んでいる。
- Raiffeisen Super League
- フルライセンス。
- Spor Toto Süper Lig
- フルライセンス。
- Superliga Quilmes Clásica
- フルライセンス。ボカ ジュニオルス、リーベル プレート、インデペンディエンテとはオフィシャルパートナー契約を結んでいる。
- Campeonato Brasileiro
- フルライセンス。発売時点ではアメリカ ミネイロ、バイーア、ボタフォゴ、グレミオの選手名が偽名(ユニフォームのみライセンス)。コリンチャンス、フラメンゴ、パルメイラス、サン パウロ、ヴァスコ ダ ガマとはオフィシャルパートナー契約を結んでいる。また、コリンチャンスとサン パウロのユニフォームにはPES2019のロゴがデザインされている。
- Campeonato Nacional Scotiabank
- フルライセンス。コロ コロとはオフィシャルパートナー契約を結んでいる。
- Liga Águila
- フルライセンス。初期時点で収録されているが、公式サイトに情報は一切無い。
- Chinese Super League
- データパック2.0で追加。フルライセンス。データパック5.0にて昇降格とユニフォーム反映。昇格チームの選手はライブアップデートにより反映。降格チームは偽名・選手架空化されその他アジアへ移動。
- TOYOTA Thai League
- データパック2.0で追加。フルライセンスだが、マスターリーグやACLといったオフラインでのリーグ・カップ戦モードでは使用出来ない仕様となっている。データパック4.0にて昇降格反映。5.0にてユニフォーム反映。降格チームは実名のままその他アジアへ移動。
スマートフォン版のみのライセンス
2019年2月28日のデータパック4.0相当のアップデートより2019シーズンへ以降。J3降格のロアッソ熊本とカマタマーレ讃岐は偽名化。
- 明治安田生命J1リーグ
- 明治安田生命J2リーグ
その他クラブライセンス
実名クラブのみ掲載。
P - パートナークラブ
ナショナルチーム
コナミ発表時点のもの。なお、ブラジルは当初はフルライセンスの予定であったが、選手ライセンスの事情により選手名が偽名となっている(ユニフォームのみのライセンス)。データパック5.0時点でフレッジ、カゼミーロ、ネイマール、ガブリエウ ジェズスが偽名のままとなっている。
また、データパック3.0にてタイがフルライセンスとなった。
詳細
太字 - フルライセンス
Fict. - 選手偽名
DP~ - その弾のデータパックにてライセンス化
その他ライセンス
- インターナショナル チャンピオンズ カップ
- マスターリーグ等でプレイ可能なプレシーズン大会が本作では実名で登場。
- AFC Champions League 2018
- 各大陸大会唯一のライセンスとなった。
スタジアム
コナミ発表時点のもの。
ジグナル・イドゥナ・パルクはチーム同様ドルトムントとの契約解除で収録されていない。
- 実名
- カンプ・ノウ(バルセロナ)
- フェルティンス・アレーナ(シャルケ 04)
- アンフィールド(リヴァプール)
- エミレーツ・スタジアム(アーセナル)
- ジュゼッペ・メアッツァ(インテルナツィオナーレ)
- サン・シーロ(ミラン)
- ローマ・オリンピコ(ローマ/ラツィオ/イタリア代表)
- ザンクト・ヤコブ・パルク(バーゼル/スイス代表)
- シュクリュ・サラジオウル・スタジアム(フェネルバフチェ)
- エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ(スポルティング CP)
- ヨハン・クライフ・アレナ(アヤックス)
- エスタディオ・ド・マラカナン(フルミネンセ/フラメンゴ/ブラジル代表)
- エスタディオ・サン・ジャヌアリオ(ヴァスコ ダ ガマ)
- アリアンツ・パルケ(パルメイラス)
- トカ・ダ・ハポーザ・トレシュ(クルゼイロ/アトレチコ ミネイロ)
- アレーナ・コリンチャンス(コリンチャンス)
- エスタジオ・ベイラ=リオ(インテルナシオナウ)
- エスタディオ・ド・モルンビー(サン パウロ)
- エスタディオ・ウルバーノ・カルデイラ(サントス)
- エル・モヌメンタル(リーベル プレート/アルゼンチン代表)
- エスタディオ・アルベルト・J・アルマンド(ボカ ジュニオルス)
- エスタディオ・モヌメンタル(コロ コロ)
- エスタディオ・ナシオナル・デ・チリ(ウニベルシダ チリ/チリ代表)
- エスタディオ・アレハンドロ・ビジャヌエバ(アリアンサ リマ)
- 埼玉スタジアム2002(日本代表)
- 実名(データパック追加)
- スタッド・ルイ・ドゥ(モナコ)
- デ・カイプ(フェイエノールト)
- エスタジオ・パレストラ・イタリア(パルメイラス)
- セルティック・パーク(セルティック)
- アイブロックス・スタジアム(レンジャーズ)
- 架空
- コナミ・スタジアム
- ノイ・ゾネ・アレナ
- メトロポール・アレナ
- ホーフドスタッドゥ・シュタディオン
- エスタディオ・カンペオン
- エスタディオ・エスコルピオ
- エスタディオ・ヌエボ・トリウンフォ
- スタッド・ド・サジテール
- スタジオ・オリオン
- ブルク・スタディオン
- エスタディオ・デル・マルタンガル
- ローズパーク・スタジアム
- コロッセオ・デ・ロス・デポルス
- スポーツ・パーク
- ヴィレッジ・ロード
- ナショナル・スタジアム
- エスタディオ・タウロ
- PESリーグ・スタジアム
- 架空(データパック追加)
- eFootball.Pro アレーナ
脚注
注釈
出典
外部リンク
- ウイニングイレブン2019 公式サイト




