スチューデントカウンシル (Student Council) とはアメリカ生産の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍に2007年のパシフィッククラシックステークス、2008年のピムリコスペシャルハンデキャップなど。
戦績
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2004年8月28日、サラトガ競馬場でのメイドン競走でデビューし、12着。続く2戦も勝てず、そのまま1年余りの休養に入る。2005年10月のキーンランド競馬場でのメイドン競走で復帰し4着とするも、再び長期休養に入り、2006年5月にチャーチルダウンズ競馬場のメイドン競走で4着に入った後、復帰2戦目でようやく初勝利を挙げる。続く5戦はアローワンス競走に使われて2勝を挙げ、初重賞出走となるG3競走ファイエットステークスこそ8着に終わったが、オプショナルクレーミング競走で3着、ブラックタイプ競走7着とした。
5歳になった2007年、初戦のオプショナルクレーミング競走1着ののち、リステッド競走のマグザムゴールドカップハンデキャップも勝って連勝。次の4戦は勝てずもレザーバックハンデキャップ2着、アリシーバステークス3着と2つのG3競走で上位に入る走りを見せた。8月19日のパシフィッククラシックステークスでは9番人気見当ながらラヴァマンなどを向こうに回して4コーナーから抜け出し、オーサムジェムの追撃を半馬身差振り切って2分7秒29のレコード勝ちも付して初重賞制覇をG1競走で遂げた。次戦のG3競走ホーソーンゴールドカップハンデキャップも勝ち、そのあとはブリーダーズカップ・クラシックへ向かうことも検討されたが、日本のダートコース向きであることと見なされたことや、パシフィッククラシックステークス覇者がジャパンカップダートに優勝するとボーナスが出ることを理由に日本に向かった。ジャパンカップダートでは3番人気に支持されるも、ヴァーミリアンの8着に終わった。
2008年は初めの3戦は振るわなかったが、5月のピムリコスペシャルハンデキャップでゴッチャゴールドをクビ差下してG1競走2勝目を挙げた。その後ハリウッドゴールドカップでマストトラックの3着、ホイットニーハンデキャップで2着としたあと、8月に入って2008年限りでの引退と2009年からの種牡馬入りが公表される。パシフィッククラシックステークス5着を経て出走の10月25日のブリーダーズカップ・クラシックでレイヴンズパスの11着だったのを最後に、予定通りに現役を引退した。
競走成績
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- BT:ブラックタイプ競走
引退後
引退後は予定通り、2009年からケンタッキー州のミレニアムファームで種牡馬となったが、初年度の種付け料は当初予定の2万ドルから少し値下がりして17500ドルに設定された。複数のステークスウイナーを送り出したのち、2015年にシューマー・スタッドブックの仲介によりサウジアラビアのスタリオンに売却された。
血統表
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ、Racing Post




